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2009年03月 アーカイブ

2009年03月13日

国立劇場三月歌舞伎公演 通し狂言『新皿屋舗月雨暈』レビュー

 松緑の宗五郎が見たくて見たくて、昨年から楽しみにしていた芝居です。確実にいい席で二度観たくて、通常とは違うルートで切符をお願いしたくらい期待していましたが、松緑は裏切りません。毎月のように芝居も所作事も上手いことを証明しているような役者ではありますが、二代目(おじいさん)のイメージも強い宗五郎を早く見たいと私は3年くらい前から四代目(当代)の宗五郎を望んでいました。

 普段、歌舞伎を観ていれば自明のことではありますが、菊五郎・團十郎より若い世代で宗五郎など江戸の世話物で主役を勤められるのは、勘三郎・三津五郎を除けば松緑しかいないのです。今月の芝居で松緑が世話物の主役も“できる”ことを正式に証明(お披露目)した形になります。蜷川幸雄演出の『十二夜』ロンドン公演なんぞに参加せず、よくぞ宗五郎をつとめてくれました。それが松竹(かいしゃ)の都合であれ国立劇場の都合であれ、ありがたいと思います。

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2009年03月16日

Kabuki Review: Shin Sarayashiki Tsuki no Amagasa, March 2009 Kabuki Production by National Theatre of Japan

Since the announcement on this production towards the end of 2008, I could hardly wait to see Onoe Shōroku playing the role of Sōgorō the fishmonger. Shōroku, in recent years, has been proving that he is indeed a very fine Kabuki actor and dancer, being destined to follow the steps of legendary Shōroku II, his grandfather. I have been really desperate to see Sōgorō played by the current Shōroku IV for about three years because it has getting obvious who else, in his generation, can play such an important starring role of Edo sewamono drama plays.

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