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2008年06月 アーカイブ

2008年06月14日

第73回歌舞伎鑑賞教室「神霊矢口渡」平成20年6月・国立劇場

 今年の鑑賞教室は観たいものがないなぁ、と予定に入れてなかったのですが、4月にこんぴら歌舞伎での市蔵があまりにもよかったので、市蔵めあてに切符を買いました。

 解説「歌舞伎のみかた」、今回は亀寿。客席から2人を舞台に上げるという趣向でしたが、司会者の才能があるようで上手にこなしていました。3年前の春猿・笑三郎おねえさんコンビの時もそうでしたが、解説者のキャラを活かした趣向はアリだと思います。菊五郎劇団のような集団にいると、なかなか自分だけ目立つような育ち方をしていないからかもしれませんが、亀寿ももっと自分らしさを出してもいいような気がする。男女蔵みたいに空回りしては意味ないけど、亀寿なら大丈夫そう。作者の平賀源内まで登場して分かりやすい部分もありましたが、やっぱり鑑賞教室の「解説」。舞台機構の説明など、大道具や俳優の登場など無くしてあまり意味があるとは思えない。視覚効果なのに口頭での説明に終止するのは不親切。そこまでやりたいなら超短縮版の「椿説弓張月」でもやればいいのに。

 「神霊矢口渡」頓兵衛住家の場ですが、前半は孝太郎が気持ち悪かった。気持ち悪いは失礼かもしれませんが、かなり色物系。目の周りのピンクもケバくて、背の縮んだ福助みたいでした。えええ?ってくらいに。女形が活躍する芝居だから頑張っているのはわかりますが、一場の芝居(上演)とはいえ、バランスが悪くなります。

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2008年06月29日

萬次郎が活躍する『ザ・マジックアワー』

 今日は終日雨と予報が2〜3日前から出ていたので地元のシネコンへ行き、三谷幸喜の最新作『ザ・マジックアワー』を観ました。始まって間もなく撮影最中の勘定奉行のような“カメ”役の亀治郎がチラっと通り過ぎるように出演。また、従兄弟の香川照之も出ているまではよかったのですが、後半に入ってから萬次郎が登場。(え?知らなかった。でも昭和の頃から歌舞伎観てるから一瞬で分かった。)最初は舞台の縁で顔を出しただけのチョイ役出演かと思いきやクライマックスに向けて少ない台詞ながら活躍。しかもエンドロール前のメインの俳優を劇中場面付きで紹介するところでも「市川萬次郎」とスコープサイズの画面にデカデカとタイトルが出るのです!

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