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瀕死だった團十郎の闘病報告

最近、團十郎の闘病を取り上げる番組をふたつほど見ました。

まずは歌舞伎役者(+その家族である女優)が出演することも多くファン必見の番組でもあるNHKの「生活ほっとモーニング」金曜の「この人にトキメキっ!」(4月27日)に團十郎が生出演した際も、全篇ではありませんが娘(市川ぼたん)が撮影したいうホームビデオが放送されました。パリ・オペラ座での公演も成功したという報告がメインのような感じでしたが、同じビデオ素材は翌28日、フジの「土曜スペシャル・人体再生III」という2時間番組の冒頭約40分間で團十郎の白血病闘病が取り上げられた際も使用されました。

パリ公演が終わってから白血病に関する取材やインタビューをOKしたのは偶然ではないと思いますが、本当に奇跡的な闘病をあえて公開したのは日頃、團十郎がよく言う、自分だけの力でこの世に生きているのではない、といった人生観の反映でもあるのでしょうが、それにしても、あれだけの大病をした役者が正月に続いて今月の歌舞伎座でも『勧進帳』の弁慶を25日演じるというのは奇跡的だと思います。丁度一年前は体力を気遣って『外郎売』でのお目見えだったことを考えると。

上記テレビ番組での壮絶とも言える團十郎の闘病生活を見たおかげで、今月の弁慶は安心して見られます。(昨年末の『紅葉狩』の市川ぼたん出演、翌正月の松竹座での『勧進帳』弁慶という配役を最初に知ったときは、…、と考えてしまいましたが。)

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2007年05月01日 11:46に投稿されたエントリーのページです。

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