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2012年06月09日

北野幸伯・著『ブーチン最後の聖戦』

 個人的なことになりますが、かつて放送通訳にあこがれていた時期がありました。しかし、O.J.シンプソン裁判や同時多発テロ後のアメリカにおけるメディア報道を見るにつけ、急に熱が冷めてしまいました。その後もvideo Podcast で見ている米・NBCニュースの海外特派員が中年男性でありながらいつもヘアスプレーでがっしりかためたような完璧ヘアーでイスラム圏や中東の戦闘地帯などからも確実にハイビジョン中継でレポートする姿を見続けるにつけ、違和感を感じています。レポートの映像に映し出される被写体は混乱にあるイスラム教国家や国民でも、レポートする側は毎晩、ホテルで宿泊して、きちんと飲み食いしているのが伝わってきます。まるで、西側メディアのためのVIPツアーが存在するかのように。

 そんな自分に神様がそっと差し伸べてくれたかのように読むことになったのが北野幸伯・著『プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?』です。

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2012年07月28日

メモ

 通訳で何が一番苦手かと言ったら、メモ取りとメモによるリプロダクションしかないだろう、というくらい自分にとっては永遠のテーマ。そんな苦手意識から相葉光輝・著『仕事は「捨てメモ」でうまくいく』という本を読んでみました。

 いわゆるビジネス本・自己啓発本のカテゴリーに入るものですし、通訳への応用という点ではあまり期待してはいませんでしたが(著者様、すみません。)、なるほど、と思える点がいくつかありました。

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2013年08月10日

通訳者は本当に本当に何も付け加えてはいけないのか?

 通訳者ならば、こちらの気持ちなんて同業者しか分からない(同業者でも分からない)と思われたこと、一度や二度ではないことでしょう。(少なくとも多くの通訳者は。)

 少し前に、このブログで通訳者も一部のシチュエーションをのぞいて機械がする「仕事」になるであろう、と書きましたが、それを見事に否定しながら、通訳者の気持ちをここまで代弁してくれる【非】通訳者(高校教諭)による本に出会いました。

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