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2010年05月 アーカイブ

2010年05月05日

Underwear は下着(肌着)とは限らない

 少し前ですが、ドキュメンタリー番組を見ていたら、明らかにモモヒキ(ズボン下、タイツ、レギングス)のことを指しているにもかかわらず、字幕訳が「下着」となっていたことがありました。

 英語上級者でも、ちょっとした意味の齟齬に気が付かないケースがあるようで、翻訳者でも通訳者でも、アレ?と思うことがありますが、underwear の本当の意味についてもしかりです。

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2010年05月10日

誤訳が誤訳でないとき(映画字幕編)

 ごく最近になって Kevin Macgue氏が数年前に書かれた日本の映画字幕翻訳にかんする記事を見つけました。(http://archive.metropolis.co.jp/tokyo/597/lastword.asp)

 たしかに日本語がわかる英語ネイティブの字幕訳の評価は悪いです。訳がおかしい以前に意味が違うでしょ!ってツッコミを入れたくなるのは理解できますが、日本語がわかるからといって日本人観客のことまで分かっているかというと、必ずしもそうではないと思うのです。

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2010年05月15日

マダム・バタフライ・コンプレックス

 詳しい理由は割愛させていただきますが、日本でビジネスをする多くの外国人が「マダム・バタフライ・コンプレックス」に冒されていると思うことがよくあります。蝶々夫人の話ならずとも、西洋の白人男性はなぜだか東洋の女性を男尊女卑といった旧来の制度に苦しむ被害者と断定し、自分が理想の制度を有する西洋の力で救うことができる騎士だと勘違いしているケースを何度も見てきました。そのような勘違い哲学が高じて、西洋的な自分の考え以外が見えなくなるケースもあるようです。

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About 2010年05月

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