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2009年01月 アーカイブ

2009年01月19日

派遣労働者の代表格(?)同時通訳者

 先日、落語を聴きに行き改めて通訳者と噺家は共通点が多い、と思いました。個人事業者で団結することがない。そもそも派遣労働者ですから呼ばれれば一人ででも仕事場へ出かける。でも、独演会のような仕事でも、前座さんと一緒に出かけたりで“ワークシェアリング”をしている。考えてみれば、同時通訳業務は一人ではできない、ってのも、デフォルトでワークシェアリングみたいなものです。まあ、通訳の場合、何人体制でどこのエージェントに頼むかで予算が違ってきますから、ワークはシェアしても、同じ給料なら、とか、シェアするならギャラ2割減でもOKとはならないのが通訳の現状ですが。噺家さんの場合、真打ちさんが前座さんは二ツ目さんといった後輩に食事をおごることはあっても、同時通訳者なら、派遣先から無料で昼食や水が提供されないとランクが上の人ほど不機嫌になるところは、水と油の違いです。時給換算では派遣労働者の中ではトップクラスの通訳者、この世界的な不況のなかで現行のビジネスモデルを維持できるのでしょうか?

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2009年01月28日

It's A Small World After All

 転職サイトで、社内通訳募集の案内や職務記述書を読むと、その会社の内情が透けて見えるようなケースがあって、おもしろいなぁ、と思います。

 何年も前から、少なくとも昨年までは常に通訳者を募集していた某ゴルフ場関係の会社のように極端な事例もありますが、いつでも通訳者を募集している会社ってのは、どんなにサラリーが良くても行く気にはならない上に、そういうところに限って、通訳未経験のような給料で通訳業務を数年経験しているような人を求めていたりするのも原因でしょう。

 数年前まではジャパンタイムズといった英字新聞による募集が多かったので、どの会社がいつも募集しているのかは分かりやすかったのですが、最近は人材紹介会社や派遣案件であれば通訳紹介会社や派遣会社を経由するようになったので、以前ほどは分かりやすくないのですが、複数の派遣案件をまとめて紹介するサイトへ行くと、同じ会社の案件と思われる募集が別々の会社から異なる時給や条件で出ている上に、会社によってはクライアント(企業)の名前は伏せてあって、最寄り駅しか書いてなかったりするのに、会社によっては住所が分かりやすい形で書かれていたりします。

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