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通訳会社の売り込み電話

 とある非メジャー通訳会社から売り込みの電話を受けました。以前から知っていたのでホームページで調べたことのある会社でした。大きな会社ではないのですが、ホームページの説明によると某大手のように融通のきかない受注条件を前面に出している会社なので、最初から問い合わせさえしませんでした。

 プロ意識を高く持ち、通訳の質にこだわることは当然ですし、フリー通訳者の労働環境はエージェントが守るべき、だと思いますので、その会社の主張は決して悪いことではありません。

 しかし、予算に限度のある会社(どこでもそうだと思いますが)で半日の同時通訳業務でも通訳者を3人派遣させてもらいます、といった柔軟性のない設定でしか受注しない会社というのは、こちらとしても発注しずらいのです。

 売り込みの電話をかけてきた人にその旨をつげると、さっさとあきらめていました。よっぽど自分たちの主張がビジネスの現場でも受け入れられて当然だ、と考えているのでしょう。それ自体が悪いこととは思いませんが。

 大手とそうでない小さい会社でも、同時通訳業務は3名以上でないと受注しません、と厳しいところとそうでないところがあります。案件によっては3名以上の体制で、というのは当然の主張ですし、自分がエージェントの人間ならば受注を辞退するべき案件もあるかと思います。しかし、普通の社内会議で、ちょっとヘルプが欲しいだけ、という案件もたくさんあります。そういうニーズや事情を理解しているエージェントは話しやすく、「社内通訳者が付きますので」と言えば1名の派遣でもOKとなるのですが、そうでないエージェントは最初から話になりません。

 派遣社員が大モテの時代とのことですが、ウチのような世間一般には全く知られていない会社にまで営業の電話をかけてくるとは、よっぽど困っているのでしょうか。確かに名前からして外資ですが。

 実はその通訳エージェントに自分は登録したことがあります。以前、一緒に働いていた通訳仲間から紹介されて登録し、ギャラの安い仕事を押し付けられそうになったことがあります。(社長が押しの強い人で、要注意(?)エージェントとしても一部では有名。)ギャラが安いと言うと条件を大きく変えてきたり、といったところもありましたが、受注に関しては一貫しているようです。

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2008年01月31日 18:18に投稿されたエントリーのページです。

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