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1+1が2以上でありえないと考える偏屈な人

通訳者ならば誰でも訊かれたことがあるであろう質問というか一方的な失礼な物言いに、英語は得意だけど日本語は弱いでしょう、もしくは同様の主旨のコメントがあります。(もし言われたことがない通訳者がいても、そういう目で多かれ少なかれ思われていることでしょう。)

失礼千万、というのが本音です。不自由の無いバイリンガル、あるいはそれに近い能力は確かにそれを持たない人には想像しにくいものがあるとは思いますが、言語的に21世紀に入っても鎖国状態にある日本において、英語力の取得は日本語能力を犠牲にした上でしか成立しない、というのがロジックのようですが、やる気があるなら、普通の人がエロ本読んだりくだらないテレビを見たりする時間に勉強をすれば、外国語能力なんて目的意識がハッキリしていれば特殊なことでもなければ、日本語能力を犠牲にしなくても取得可能です。

もしかしたら通訳レベルの英語力は海外留学でしか身に付かない、と考えているのかもしれませんが、結果的に元留学生であれなかれ、通訳者/外国語堪能=日本語のおかしな帰国子女的な思い込みには閉口します。日本語能力が完璧であったとしても、失礼な発言(通訳ハラスメント)をするような人間が日本語のおかしな帰国子女より上等なのでしょうか?

先日、パーティの会場で上記なような失礼千万、思いやり不足、人格的に不自由なおじさんにくだらないことを言われた一方で、延々と続くスピーチを小生がウィスパリング通訳する姿を見かねて「通訳が大変そうなので短く話します」と言われました。かなり珍しいことですが、娘さんが国際結婚をされている方で、通訳業務についてはかなり理解があるようでした。(彼のような人間こそ思いやりのある紳士です。日本人でありながら思いやりのないおじさんがいたら「日本人ですか?」と逆失礼してやったらいいのかもしれませんね。)

自分の体験に基づいたことを言わせていただくならば、自分の観念的な視点に不当で根拠の無い自信を持っている人は話をしていて不愉快です。自分の通訳者としての一面だけとらえて、英語が堪能であるから日本語が不自由に違いない、というのば暴論。そんな人格的/人権感覚的におかしいのは団塊世代以上の男性に多い、と申し上げたいですが、長●県の県庁職員である某女性は20代の頃から観念的で暴言を吐いてましたから、特に年代や性別でステレオタイプが成立するものでもないのでしょう。

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2007年04月11日 20:36に投稿されたエントリーのページです。

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